国家公務員総合職(化学・生物・薬学)H30年 問85解説

 問 題     

植物の発生に関する次の記述の㋐〜㋓に当てはまるものの組合せとして最も妥当なのはどれか。

「シロイヌナズナの受精後の第一分裂では頂端-基部軸に対して直角に不等分裂が起こり、小さい頂端側の細胞が将来 ㋐ へと、大きい基部側の細胞が ㋑ へと分化する。16 細胞期までは頂端-基部軸の位置情報として、 ㋒ へ ㋓ が輸送され、濃度が高くなる。初期球状胚期になると ㋓ 合成が開始され、その流れが逆転する。」

 

 

 

 

 

正解.2

 解 説     

㋐、㋑ ですが
小さい頂端側が将来「胚」大きい側が「胚柄」に分化します。これにより、㋒ が「頂端部」、㋓ が「オーキシン」です。

以上より、正解は 2 です。

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