国家公務員総合職(化学・生物・薬学)H30年 問3解説

 問 題     

図のように、一定量の理想気体を状態 A → B → C → D と変化させた。状態 A における理想気体の温度は 200 K であったとする。このときの圧力と温度の関係を表した図として最も妥当なのはどれか。

 

 

 

 

 

正解.5

 解 説     

理想気体なので、状態方程式 pv = nRT を思い出します。

A → B において、圧力 P が 1/2 倍に、V が 2 倍になっています。状態方程式から、T は変化しません。正解は 4 or 5 です。

選択肢 4 と 5 の違いである「状態 B → C」 に注目します。P が 1.5 倍、V は変わっていません。状態方程式から、T が 1.5 倍です。200 × 1.5 = 300 です。

以上より、正解は 5 です。

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