問 題
放射線の人体に対する影響に関する記述 ㋐〜㋓ のうち妥当なもののみを挙げているのはどれか。
㋐ 確率的影響にはしきい値があるが、確定的影響にはしきい値がないと考えられている。
㋑ 骨髄、リンパ球、生殖腺は、いずれも放射線に高い感受性を示す。
㋒ 内部被ばくの経路には、経口摂取と吸入摂取の二つがあり、皮膚からの取り込みは含まない。
㋓ 全身に1 Gy 以上の放射線を一度に受けた時、急性放射線症と呼ばれる一連の臓器障害を来すことがある。
1.㋐、㋑
2.㋐、㋒
3.㋑、㋒
4.㋑、㋓
5.㋒、㋓
正解.4
解 説
㋐ ですが
確率的影響には、しきい値が「ありません」。しきい値があるのは確定的影響です。よって、㋐ は誤りです。
㋑ は妥当な記述です。
㋒ ですが
皮膚からの取り込みも含みます。よって、㋒ は誤りです。
㋓ は妥当な記述です。
以上より、正解は 4 です。
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