医療保険の成り立ちと現状

医療保険の成り立ちは、大正デモクラシーの時代にまで遡るとされています。当初は、危険な作業に従事する者たちの互助的な仕組みだったそうです。その後、法的な制度が整えられていきます。1961年に、国民皆保険制度が成立します。

最近では、2000 年から、介護保険制度が実施され、2008 年から、後期高齢者医療制度が施行されています。我が国の医療保険の特徴は、国民皆保険制度です。すなわち、国民が皆、一定水準の医療を享受できるような制度であるということです。

そして、国民は、次の3つのうち、どれかの保険に原則として、切れ目なく加入しています。すなわち、被用者保険、地域保険(国民健康保険)、後期高齢者医療制度の3つです。

医療費は、年間、現在 30 兆円超です。(2013年度現在)

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