生活習慣病の種類、動向

生活習慣病とは、生活習慣が発症原因に深く関与していると考えられている疾患の総称です。これらには、加齢、遺伝因子も関与します。又、感染症は含みません。代表的な生活習慣病は、メタボリックシンドローム、悪性新生物、心疾患、脳血管疾患などです。

メタボリックシンドロームとは、肥満を複合し、高血糖、高血圧、脂質代謝異常のうち2つの診断基準を満たす場合の呼び名です。

悪性新生物とは、細胞が異常増殖を続けてできる腫瘍です。がんや肉腫のことです。悪性新生物は、1981 年以来死因の第 1 位です。部位ごとに見ると、胃がん、子宮がんは減少中です。大腸がん、肺がんは増大してきて、横ばいか若干減少してきています。乳がんは上昇中です。

心疾患とは、心臓の疾患の総称です。虚血性心疾患が増加傾向にあります。

脳血管疾患は、脳の血管に関する疾患の総称です。脳梗塞が本疾患の大半です。

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