薬学 CBT 対策(薬学共用試験センター 一部公開分)No.105 問題と解説

 問 題     

アセトアルデヒドをアルドール縮合反応させたときの最終生成物はどれか。

1. 酢酸エチル
2. 2 – ブテナール
3. アセト酢酸エチル
4. 2 – ブタノン
5. 3 – ヒドロキシブタナール

 

 

 

 

 

正解.2

 解 説     

α 水素を有するアルデヒド(またはケトン)が、酸もしくは塩基の存在下、2 分子間で起きる付加反応がアルドール反応で、そこからさらに脱水反応が進んで α,β – 不飽和アルデヒド(ケトン)が得られる反応のことをアルドール縮合といいます。

各選択肢の構造は以下のようになります。Et はエチル基です。

正解は 2 です。

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