薬学 CBT 対策(薬学共用試験センター 一部公開分)No.69 問題と解説

 問 題     

製剤中の主薬含量均一性を評価するための試験はどれか。

1. 苛酷試験
2. 加速試験
3. 製剤均一性試験法
4. 溶出試験法
5. 不溶性微粒子試験法

 

 

 

 

 

正解.3

 解 説     

製剤均一性試験法です。
「均一性」と入っているので、素直に選べばよいです。

正解は 3 です。

ちなみに、苛酷試験は
加速試験よりも苛酷な保存条件を用いておこなわれる試験法のことです。加速試験は、40℃ぐらい、湿度 75 %ぐらいで、最低 6ヶ月保存する試験法のことです。

溶出試験法は
規定時間内に試験液中に溶け出す有効成分の量を測定する方法です。

不溶性微粒子試験法は
製剤中に意図することなく混入した、気泡ではない容易に動く外来性、不溶性の微粒子を確認する試験法です。微粒子は肉眼では確認できません。

参考)製剤学まとめ 代表的な製剤の有効性と安全性評価法 

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