アルツハイマー病の病態生理、治療薬、注意点

アルツハイマー病とは、脳が次第に萎縮していく病気です。進行性の認知症を主徴とします。

アルツハイマー病は、女性の方がなりやすいという性差があります。又、アルツハイマー病患者は、神経細胞外に老人斑が出現・蓄積するという特徴があります。老人斑とは、アミロイド前駆タンパク質(APP:Amyloid precursor protein)から、β-セクレターゼ、γ-セクレターゼにより生成される β-アミロイドタンパク質が凝集・蓄積したもののことです。さらに、コリンアセチルトランスフェラーゼの活性低下も見られます。

治療薬については、薬理学まとめ 2-1 4)参照。

運動療法や、昼寝により、アルツハイマー病の発症リスクが下がることが知られています。

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