化学ポテンシャルとは、1mol あたりの自由エネルギーのことです。一般にμで表します。ある物質が x molあったとすれば、その物質の持つ自由エネルギーはμ xと表されます。つまり、物質がたくさんあればエネルギーがたくさんあるといえます。
これは濃度差が仕事をなしうる(例えば、拡散現象は、濃いところから薄い所に物質が拡散する=物質を動かしている)ことを定量的に示す尺度になります。
圧力が一定の時、化学ポテンシャル(μ)と、温度(T)、及び 1mol あたりのエントロピー(S)には、以下の様な関係が成り立ちます。
演習問題 102-93
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