代表的な過程(変化)における熱と仕事の計算

熱と仕事の代表的な例題をそれぞれ 1 問ずつあげます。

例 1 :1 g の水を14.5 ℃ から15.5 ℃ に上昇させる時に必要な熱は?
→ 1 cal ≒ 4.18 J

例 2:物体に 2 N の力を加えて、3 m 動かした。仕事は?
→ 6 J となります。

熱の計算においては、比熱が重要なパラメータです。比熱とは、ある物質 1g の温度を、1℃上げるのに必要な熱量のことです。先ほどの例では、水 1g を1℃上昇させるのに必要な熱量が 1cal であるということを前提として解答しています。物質が水ではない場合、比熱は物質により異なります。

仕事の計算では、仕事の定義をまず確認することが重要です。仕事の定義は、力×移動距離です。

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