エネルギーの量子化とボルツマン分布

振動エネルギーと、回転運動エネルギーは取りうる値が量子化されています。つまり、とびとびの値しかとりません。(振動は、約4~40kJ/mol , 回転は約0.0004~0.04kJ/mol)

これに対し、並進エネルギーはやはりとびとびの値ですが、その幅が極めて小さく
(約0.000000000000000000004 = 4×10-21 kJ/mol)、並進エネルギーは連続と考えてよいです。

2つのエネルギー状態 E0 , Ei の分子数の比 Ni / N0 は、ボルツマン分布則(下の式)に従います。

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