偏光および旋光性

偏光とは、電場および磁場が特定の(振動方向が規則的な)方向にのみ振動する光のことです。普通の光は、あらゆる方向に振動している光が混合しています。

旋光性とは、物質中を偏光が通過する時に偏光を右又は左に回転させるような、物質の性質のことです。光学活性とも呼びます。回転する角度のことを旋光度と呼びます。旋光度は、照射する光の波長により変化します。この現象を旋光分散と呼びます。

旋光度を測定することによって、光学異性体を判別することができます。光学異性体については、有機化学まとめました 1-2 2) を参考にしてください。

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