問 題
切迫流・早産の治療に用いられる選択的アドレナリン β2 受容体刺激薬はどれか。1 つ選べ。
- ピペリドレート
- ジノプロスト
- リトドリン
- オキシトシン
- レボノルゲストレル
正解.3
解 説
選択肢 1 ですが
ピペリドレートは流産・早産防止薬である、抗コリン薬です。子宮平滑筋の弛緩作用により流産・早産を防止します。抗コリンなので、作用する受容体は M 受容体で、遮断します。β2 受容体刺激薬ではありません。選択肢 1 は誤りです。
選択肢 2 ですが
ジノプロストは、元の成分がプロスタグランジン F2α (PGF₂α) である プロスタグランジン製剤です。選択的アドレナリン β2 受容体刺激薬ではありません。選択肢 2 は誤りです。
ちなみに
「ジノプロストン」は、プロスタグランジン E2 (PG E2) 製剤です。
選択肢 3 は妥当です。
リトドリンは、子宮平滑筋における β2 受容体に選択性が高い薬剤です。
選択肢 4 ですが
オキシトシンは、妊娠末期の子宮平滑筋を収縮させる脳下垂体後葉ホルモン薬です。選択的アドレナリン β2 受容体刺激薬ではありません。選択肢 4 は誤りです。
選択肢 5 ですが
レボノルゲストレルは、日本で一般的な緊急避妊薬 (アフターピル) の有効成分です。主成分は黄体ホルモンです。選択的アドレナリン β2 受容体刺激薬ではありません。選択肢 5 は誤りです。
以上より、正解は 3 です。

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