薬剤師国家試験 第110回 問31 過去問解説

 問 題     

タンドスピロンの抗不安作用に関わる作用点はどれか。1 つ選べ。

  1. ドパミン D2 受容体
  2. γ – アミノ酪酸 GABAA 受容体
  3. ニコチン性アセチルコリン受容体
  4. セロトニン 5 – HT1A 受容体
  5. ヒスタミン H1 受容体

 

 

 

 

 

正解.4

 解 説     

タンドスピロンは、セロトニン 5 – HT1A 受容体を選択的に刺激することで抗不安作用を示します。作用点は「セロトニン 5 – HT1A 受容体」です。


以上より、正解は 4 です。

類題 105-32
https://yaku-tik.com/yakugaku/105-032/

参考 代表的な精神疾患の治療薬
https://yaku-tik.com/yakugaku/yr-2-1-5/

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