薬剤師国家試験 第106回 問60 過去問解説

 問 題     

続発性副甲状腺機能低下症の治療に用いられるのはどれか。1 つ選べ。

  1. アルファカルシドール
  2. エルカトニン
  3. チアマゾール
  4. ブロモクリプチン塩酸塩
  5. プレドニゾロン

 

 

 

 

 

正解.1

 解 説     

続発性は二次性とも呼ばれます。続発性副甲状腺機能低下症とは、副甲状腺そのものではなく、副甲状腺以外の病気が原因による副甲状腺機能低下症のことです。

副甲状腺機能低下症では、血中パラトルモンが減少します。この結果、低 Ca 血症、高 P 血症などが引き起こされます。低Ca血症により、口の周りや、指末端のしびれやけいれん、不安感などの神経症状などが症状として現れます。治療薬としては、活性型ビタミン D3 製剤や Ca 製剤が用いられます。

選択肢 1 は妥当です。
アルファカルシドールは活性型ビタミン D3 製剤です。

選択肢 2 ですが
エルカトニンは、カルシトニン製剤の一種です。

選択肢 3 ですが
チアマゾールは、バセドウ病治療薬です。

選択肢 4 ですが
ブロモクリプチンは、D2 受容体刺激薬です。

選択肢 5 ですが
プレドニゾロンはステロイドです。

以上より、正解は 1 です。

参考 病態・薬物治療学まとめ 上皮小体機能異常症、アルドステロン症、アジソン病の概説

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