問 題
図は自律神経節における節後線維の細胞体の膜電位変化を示す。速い興奮性シナプス後電位に関わるのはどれか。1つ選べ。
- ムスカリン性アセチルコリン受容体
- ニコチン性アセチルコリン受容体
- 電位依存性Ca2+チャネル
- 電位依存性K+チャネル
- 電位依存性Na+チャネル
正解.2
解 説
節前神経の興奮が伝導 → 自律神経節においてアセチルコリンが放出される → 放出されたアセチルコリンが、N 受容体(ニコチン性)により受け取られる → 節後神経に興奮が伝わる という流れを経ます。
節「前」神経の刺激の次が「速い興奮性シナプス後電位」となっているため、対応するのは「N 受容体(ニコチン性)です。イオンチャネルが開口することにより、電位が発生します。
以上より、正解は 2 です。
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