薬剤師国家試験 第99回 問129 過去問解説

 問 題     

小児の髄膜炎による死亡や後遺症を予防することを目的として、平成25年から定期接種が行われることになったワクチンはどれか。2つ選べ。

  1. 不活化ポリオワクチン
  2. 麻しん・風しん混合ワクチン
  3. インフルエンザ菌b型(Hib)ワクチン
  4. ヒトパピローマウイルスワクチン
  5. 小児用肺炎球菌ワクチン

 

 

 

 

 

正解.3, 5

 解 説     

選択肢 1 ですが
不活化ポリオワクチンの定期接種は、2012 年(平成24年)9/1 ~の開始です。平成 25 年からでは、ありません。よって、選択肢 1 は誤りです。

選択肢 2 ですが
麻しん・風しん混合ワクチン(MR ワクチン)は、2006 年から定期接種が可能です。平成 25 年からでは、ありません。よって、選択肢 2 は誤りです。

選択肢 3 は、正しい記述です。

選択肢 4 ですが
ヒトパピローマウイルスワクチンは、子宮頸がんなどを予防することが目的です。よって、選択肢 4 は誤りです。

選択肢 5 は、正しい記述です。

以上より、正解は 3,5 です。

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