薬剤師国家試験 第98回 問96 過去問解説

 問 題     

日本薬局方容量分析用標準液、標準試薬、指示薬、滴定の種類の組合せとして正しいのはどれか。2つ選べ。

 

 

 

 

 

正解.1, 3

 解 説     

標準液とは、濃度が正確にわかっている溶液のことです。滴定に用いられます。

標準試薬とは、純度などが明確にわかっており、濃度の基準にすることのできる試薬のことです。

指示薬とは、化学反応における重要なポイントを、色の変化や沈殿の生成などといった、直接目で見える変化でわかるようにするために加える試薬のことです。

選択肢 2 は、炭酸水素ナトリウムと塩酸の中和です。pH ジャンプが大体3~5でおきます。メチルレッドの指示領域は pH 4.4 ~ 6.2 なので指示薬が不適切であると考えられます。メチルオレンジ(3.1 ~ 4.4)ならば適切です。選択肢 2 は誤りです。

選択肢 4 は、沈殿滴定です。よって、中和滴定ではありません。選択肢 4 は誤りです。

以上より、正解は 1,3 です。

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