問 題
市販後に比べ、治験で得られる情報には限界がある。その原因となる治験の特徴として、誤っているのはどれか。1 つ選べ。
- 症例数が少ない。
- 交絡要因が多い。
- 使用期間が短い。
- 併用薬や併用療法に制限が加えられている。
- 被験者の年齢幅が狭い。
正解.2
解 説
治験では、症例数が少ないこと及び、付随するパラメータの多様性不足(年齢、併用薬、既往歴など)長期使用に対する影響に関する情報は得られにくいことなどが原因で、市販後に予想もしなかった副作用などが明らかになることがあります。
ちなみに、交絡要因とは、因果関係「AならばB」という関係を考えた時に、A にも B にも影響を与えるような、別の因子Cのことです。例えば「コーヒーをたくさん飲む人は、太っている」という関係を考えた時に、事実として「タバコをよく吸う人は、コーヒーを飲む」し「タバコをよく吸う人は、太っている」という関係があったとすると、「タバコをよく吸う」というのが交絡因子です。これは、治験と市販後における情報の差には関係がありません。
以上より、正解は 2 です。
類題 102-230231
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