問 題
気管支ぜん息に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。
- 喀痰中のマスト細胞が増加する。
- 発作時は、呼気時間が正常より短い。
- スギ花粉が原因アレルゲンとして最も多い。
- アレルゲン吸入後、短時間のうちに1秒率の低下を認める。
- アセチルコリンを吸入させると、健常人より低濃度で気道収縮がみられる。
正解.4, 5
解 説
気管支喘息患者では、喀痰検査の結果、好酸球が多く見られるという特徴があります。マスト細胞の増加は特に見られないため、選択肢 1 は誤りです。
気管支ぜん息など、気管支がせまくなると、息を吐く時にきつくゼーゼーとなり息を吐く時間が正常よりも長くなります。よって、発作時は、呼気時間が正常よりも長いため、選択肢 2 は誤りです。
ぜん息のアレルゲンとして多いものは、ダニです。よって、スギ花粉ではないので、選択肢 3 は誤りです。
選択肢 4,5 はその通りの記述です。
以上より、正解は 4,5 です。
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