問 題
競合的アンタゴニストを加えることによりアゴニストの用量‐反応曲線が矢印のように変化した。正しいのはどれか。1つ選べ。
正解.1
解 説
競合的アンタゴニストとは、同じ作用点において、アゴニストと受容体を奪い合うような物質の総称です。競合的アンタゴニスト存在下では、用量-反応曲線は、高濃度側に平行移動します。
以上より、正解は 1 です。
ちなみに、競合的アンタゴニストの強さの指標としては pA2 が用いられます。pA2 とは、用量-反応曲線を2倍高濃度に平行移動させるのに要する、競合的アンタゴニストのモル濃度の負の対数値のことです。
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