問 題
副作用として特にCK(クレアチンキナーゼ)上昇に注意するのはどれか。1つ選べ。
- アセトアミノフェン
- ゲフィチニブ
- プラバスタチンナトリウム
- チクロピジン塩酸塩
- ジゴキシン
正解.3
解 説
クレアチンキナーゼ(CK)は、筋肉中に存在する酵素です。CK 上昇は筋疾患などを示唆します。
アセトアミノフェンの代表的な副作用は肝障害です。
ゲフィチニブ(イレッサ)の代表的副作用は間質性肺炎などです。
プラバスタチンはスタチンの一種です。代表的副作用は横紋筋融解症です。CK 上昇に注意すべき副作用といえます。
チクロピジンは肝障害、顆粒球減少、血栓性血小板減少性紫斑病(TTP)など重篤な副作用が多く知られています。
ジゴキシンの代表的な副作用はジギタリス中毒です。ジギタリス中毒とは、消化器症状や、視覚異常、不整脈などが生じる、主にジギタリス製剤によって引き起こされる副作用です。
以上をふまえると、正解は 3 と考えられます。
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