問 題
T型Ca2+チャネルを遮断することで抗てんかん作用を示すのはどれか。1つ選べ。
- カルバマゼピン
- レベチラセタム
- ガバペンチン
- フェニトイン
- エトスクシミド
正解.5
解 説
選択肢 1,4 ですが
カルバマゼピン 及び フェニトインは、Na+ チャネル遮断を通じて抗てんかん作用を示します。T型 Ca2+ チャネル遮断ではありません。よって、選択肢 1,4 は誤りです。
選択肢 2 ですが
レベチラセタム(®イーケプラ)は、神経終末のシナプス小胞たん白質 2A(SV2A)との結合等を介して作用を示すと考えられています。T型 Ca2+ チャネル遮断ではありません。よって、選択肢 2 は誤りです。
選択肢 3 ですが
ガバペンチンは、2つの作用機序により効果を発現します。Ca チャネル α2σ リガンドとしての作用と GABA トランスポータ活性化です。T 型 Ca2+ チャネル遮断ではありません。よって、選択肢 3 は誤りです。
選択肢 5 は、正しい記述です。
以上より、正解は 5 です。
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