薬剤師国家試験 第101回 問328 過去問解説

 問 題     

5歳女児。欠神発作(てんかん小発作)と診断され、保険薬局へ処方箋を持参した。処方量( A )mgと秤取量( B )gの組合せで最も適切なのはどれか。1つ選べ。なお、エトスクシミドの原薬量は成人量として1日450mgである。小児への投与量は下記の式で計算せよ。

  • A   B
  1. 90    1.3
  2. 90    2.5
  3. 180  2.5
  4. 180  5.0
  5. 360  5.0
  6. 360  10.0

 

 

 

 

 

正解.2

 解 説     

年齢が 5 歳なので、与えられた式を用いて、0.4 × 成人量が小児量です。

原薬量が、成人量なら 450mg とあるので、原薬量が、小児量なら 180mg です。これは 1 日量なので、1 回量は、90mg です。7日分なので、180 × 7 = 1260 mg です。50 % 製剤なので、実際に量り取るのはこの 2 倍となります。つまり、2520 mg ≒ 2.5 g です。

以上より、A が 90、 B が 2.5 です。
正解は 2 です。

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