問 題
公的医療保険制度に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。
- 国民皆保険制度が成立したのは、昭和30年代である。
- 国民健康保険の保険者は、国である。
- 最も加入者が多いのは、後期高齢者医療制度である。
- 全国健康保険協会管掌健康保険は、被用者保険である。
- 生活保護受給者は、国民健康保険に加入する。
正解.1, 4
解 説
選択肢 1 は、正しい選択肢です。
選択肢 2 ですが
健康保険の保険者は、市町村です。よって、選択肢 2 は誤りです。
選択肢 3 ですが
「加入者」が一番多いのは国民健康保険です。ちなみに、二番目に多いのが協会けんぽ(旧政府管掌健康保険。中小企業サラリーマンが入る健康保険。) です。また、一番予算が多いのは、後期高齢者医療制度です。よって、選択肢 3 は誤りです。参考)医療保険制度の概略(厚生労働省のHPへ)
選択肢 4 は、正しい選択肢です。
被用者とは、サラリーマンのことです。
選択肢 5 ですが
生活保護受給者は、健康保険を脱退します。加入する、ではありません。よって、選択肢 5 は誤りです。
以上より、正解は 1,4 です。
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