公務員試験 H30年 国家一般職(教養) No.13解説

 問 題     

A~Eの5 人は,借り物競走を3 回行うこととした。各回の競走では,傘,靴,携帯電話,財布,時計の5 種類の中から,競走に参加した者がそれぞれ一つずつ異なる種類の借り物をすることとし,各自の借り物は, 1 回の競走を開始するたびにくじで決めることとした。

次のことが分かっているとき,確実にいえるのはどれか。

○ 1 回目と2 回目の競走は5 人で行われ, 3 回目の競走は3 人で行われた。
○ 同じ種類の借り物を2 回以上借りることとなったのは,AとDのみであり,Aは傘を2 回,Dは時計を2 回借りた。
○ BとEは同じ回数参加した。また,Bの1 回目の借り物とEの2 回目の借り物,Bの2 回目の借り物とEの1 回目の借り物は同じ種類であった。
○ Cの1 回目の借り物は傘であり, 2 回目の借り物は携帯電話であった。
○ 3 回目の競走で借りられた物のうち二つは,靴と携帯電話であった。

1.Aは携帯電話を借りなかった。
2.Bは3 回目の競走に参加した。
3.Cは3 回目の競走に参加しなかった。
4.Dの3 回目の借り物は携帯電話であった。
5.Eの2 回目の借り物は財布であった。

 

 

 

 

 

正解 (4)

 解 説     

箇条書きの条件を、上から条件1、条件2,、、条件5と名付けます。人物5人で借り物5種類なので、ラベルも含めて 6×6 行の表で情報をまとめることができます。3回の借り物競走に関する情報をまとめるため、表を3つ並べるのが妥当と考えられます。

条件2より、Dが時計を2回借り、条件1、5をあわせて考えると、Dは1,2回目の競争に参加し、時計を借りたとわかります。

条件4より、Cの1回めが傘で、かつ、条件 2 より、A が2回傘を借りています。つまり、A は 2,3 回目で傘を借りたとわかります。条件5と合わせると、3回めの競争で借りられたのは傘、靴、携帯電話です。3回めに財布、時計は借りられていません。さらに、条件4後半より、Cの2回めは携帯電話です。

ここまでをまとめると、以下のようになります。

条件3がかなり厳しく制限されるため、B,Eが「2回しか参加しない」パターンを考えます。3回参加したのが A,C,D となります。

条件2により「同じ種類の借り物を2回以上借りたのが A,D のみ」なので、C は既に借りたものを 3 回目借りることができません。C は1,2回目で傘、携帯電話を借りているため、3回めは靴です。これにより、D の3回めは携帯電話と確定します。

ここまでをまとめると、以下のようになります。

B,Eの組み合わせは 靴→財布 と 財布→靴 です。これにより、Aの1回めは携帯電話と確定します。このパターンにおいて、各選択肢を検討します。

選択肢 1 ですが、A は1回目に携帯電話を借りています。

選択肢 2,3 ですが、B 出ておらず、 C 出ています。

選択肢 5 ですが、確定しません。

以上より、正解は 4 です。

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