問 題
コンクリートに関する記述㋐~㋓のうち妥当なもののみを挙げているのはどれか。
㋐ コンクリートとモルタルの構成材料の違いは,細骨材の有無である。
㋑ コンクリートの圧縮強度から,引張強度,せん断強度,付着強度などほかの強度をおおよそ推定できる。
㋒ 一般に,強度の小さいコンクリートほど,同一の圧縮応力度に対するひずみ度は小さい。
㋓ 空気中の二酸化炭素などにより,コンクリートのアルカリ性が失われることを中性化という。
1.㋐,㋑
2.㋐,㋓
3.㋑,㋒
4.㋑,㋓
5.㋒,㋓
正解 (4)
解 説
㋒、㋓で判断したい問です。
㋐ですが
モルタル+「粗」骨材=コンクリートです。「細」骨材ではありません。よって、㋐は誤りです。
㋑は妥当な記述です。
単にコンクリートの強度といえば「圧縮強度」です。なぜならその他の強度を、記述の通りおおよそ推定できるからです。
㋒ですが
強度が小さいのであれば、同じ圧縮応力度で「ひずみが大きい」と考えられます。よって、㋒は誤りです。
㋓は妥当な記述です。
コンクリートの「中性化」について、確実に判断したい記述です。
以上より、正解は 4 です。
類題 H26no88
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