公務員試験 H29年 国家専門職(教養) No.31解説

 問 題     

図 A~D に示すように,質量 m 又は 2m の小球を高さ H 又は 2H の位置から初速 0 で自由落下させたとき,小球が床に到達したときのそれぞれの速さ vA~vD の大小関係を示したものとして最も妥当なのはどれか。

1.vA = vB > vC = vD
2.vA = vC > vB = vD
3.vA > vB = v> vD
4.vA > vB > v> vD
5.vA > vC > vB > vD

 

 

 

 

 

正解 (1)

 解 説     

高さ が出てきたので、位置エネルギーの公式 U = mgh を思い出します。また、力学的エネルギー保存則により、「位置エネルギー+運動エネルギー(K = mv2/2 )=一定」です。

床に到達時は、力学的エネルギー保存則より mgh = mv2/2 なので、v = √(2gh) です。従って、 m には関係ありません。 h が大きいほうが早くなります。

よって、図A=図B、図C=図Dです。正解は 1 です。

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