公務員試験 H28年 国家一般職(高卒 基礎) No.21解説

 問 題     

図のように,上空にドローンX が飛行しており,X の真下の地点Y と地点A,地点Bとの間には,AB 間の距離=200 m,∠BAY =30°,∠ABY =105°という関係が成り立っている。また,∠XBY = 45°である。

このとき,ドローン X の高度は何m か。ただし,地点 A,B,Y は高度 0 m の平面上にあるものとする。

1. 50√3 m
2. 100 m
3. 50√6 m
4. 100√2 m
5. 100√3 m

 

 

 

 

 

正解 (4)

 解 説     

試験は時代を反映していますね、ドローンの登場です!かつてなら凧だったり、東京タワーだったでしょう。

三角形 ABY に着目します。 105°があったら「垂線おろして 60,45 に分割」がよくあるパターンです。「直角三角形で、30°、60°なら、辺の比が1:2:√3、直角三角形で、45°、45°なら、辺の比が1:1:√2」となるのは基礎知識です。

B からおろした垂線と AY の交点を Z とします。以下のように各辺の長さがわかります。

三角形 BYX に注目すれば、直角三角形で 45°、45°です。BY=YXです。よって、高度を示す YX = 100√2 です。

以上より、正解は 4 です。

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