公務員試験 H28年 国家一般職(化学) No.7解説

 問 題     

右向きに速さ 5 m/sで進む、波長 5 mの正弦波がある。いま、図のように点 P が波とは正反対の向きに一定の速さ 5 m/sで動き始めるとき、動き始めてから 5 秒後までに点 P を通過する波の山の数はいくつか。

1.0
2.3
3.5
4.10
5.20

 

 

 

 

 

正解 (4)

 解 説     

1秒後を考えると、わかりやすいと思われます。波長 とは、山から山 もしくは 谷から谷の長さです。Pに近い方の山から、山1、山2・・・と名前をつけたとします。1秒後は、以下の図のように表されます。

1秒後に Pは、山1、山2と「山を2個通過して、谷の場所にい」ます。すると、位置関係が1秒前と変わっていないため、次の1秒後には、山3、山4を通過し、また谷の場所にいると考えられます。5秒後には山を 10 個通過します

以上より、正解は 4 です。

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