公務員試験 H28年 国家一般職(高卒 技術) No.87解説

 問 題     

木構造に関する次の記述の㋐~㋓に当てはまるものの組合せとして最も妥当なのはどれか。

「㋐とは,壁の仕上げ面が柱面の外側に施され,柱が見えない壁をいう。一方,㋑とは,柱の一部又は大部分が見える壁をいう。

また,柱には, 2 階建て木造建築物の隅や軸組の交差部などの要所に配置された2 階分を1 本の材で賄う㋒と,各階ごとに用いる㋓がある。」

  ㋐   ㋑    ㋒    ㋓
1.大壁  真壁  通し柱  管柱
2.大壁  真壁  管柱   通し柱
3.真壁  大壁  通し柱  管柱
4.真壁  大壁  間柱   通し柱
5.真壁  大壁  間柱   管柱

 

 

 

 

 

正解 (1)

 解 説     

柱が室内に露出するのが「真壁(しんかべ)」、壁が柱を覆い尽くすのが「大壁」です。従って、㋐が「大壁」、㋑が「真壁」です。正解は 1 or 2 です。

2階分を1本の材で賄う柱は「通し柱」です。㋒が「通し柱」です。

以上より、正解は 1 です。

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