公務員試験 H28年 国家一般職(土木) No.2解説

 問 題     

図において線分 AR,RC の長さはそれぞれ 3,2 である。また、線分 AQ は△ABC の頂点 A における外角の二等分線であり、線分 PC と線分 AQ は平行である。

このとき、線分 AB の長さはいくらか。

  1. 7
  2. 8
  3. 10
  4. 12
  5. 15

 

 

 

 

 

正解 (5)

 解 説     

※外角の二等分線の公式は不要。

△CPRと△AQR がいわゆるちょうちょの関係で相似。相似比2:3。したがって、PC:QA も2:3。

ここで図が明らかに変なんだけど、△APCに注目するとAP=ACの二等辺三角形となる。理由は下図の通り。

※青い○と赤い○は同じ角度

つまりAP = AC = 5。

最後に△BPCと△BAQ のいわゆるとんがり帽子の相似に注目すれば、PC:QA = 2:3より、BP:BA が2:3。ということは、BP:AP = 2:1とわかる。

APの長さは5とわかっているのでBPの長さが10。ABの長さは AP+PB なので5+10で、答えは15。

正解は 5 です。

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