公務員試験 H27年 国家一般職(農学) No.25解説

 問 題     

植物病害の予防と防除などに関する記述A~Dのうち妥当なもののみを挙げているのはどれか。

A. 病気について主な要因である病原体を主因次に重要な要因である宿主植物を誘因といい,病原体が植物に感染して病気を起こす能力を感受性あるいは親和性という。

B. 我が国の植物検疫体制は植物防疫法に基づいて整備され植物防疫所及び病害虫防除所が中心となっている。病気の予防には外国からの病原体の侵入を防ぐこと発生している病害のまん延を防ぐことが重要である。

C. 輪作や混作は生物的防除法の一つとして発病防止に利用されておりダイコンとキャベツの輪作によりキャベツの根こぶ病が抑制されトマトとトウガラシの混作によりトマトの青枯病が抑制される。

D. ある薬剤に対する耐性が高まると類似の薬剤に対しても耐性を示すようになることがあるので薬剤散布の際には注意が必要である。この場合病原体が複数の耐性遺伝子によって複数の薬剤に耐性を示すものを複合耐性単一の遺伝子によって複数の薬剤に耐性を示すものを交差耐性という。

1. A B
2. A C
3. B C
4. B D
5. C D

 

 

 

 

 

正解 (4)

 解 説     

記述 A ですが
「誘因」は、発病を誘発する環境のことです。よって、記述 A は誤りです。

記述 B は、妥当な記述です。

記述 C ですが
トマトとトウガラシの混作による青枯病抑制は、一般的には知られていません。

記述 D は、妥当な記述です。

以上より、妥当な記述は B,D と考えられます。正解は 4 です。

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