公務員試験 H27年 国家一般職(高卒 基礎) No.39解説

 問 題     

情報化社会に関する記述A~Dのうち妥当なもののみを挙げているのはどれか。

A:情報化社会の進展に伴い個人情報の保護について問題が生じ我が国では平成22年に情報公開法が制定され個人情報の適切な取扱いが義務付けられた。

B:多様な大量の情報が伝達される社会の中で情報を主体的に正しく読み取って活用できる能力が求められるがこの能力のことを情報リテラシーという。

C:インターネットやコンピュータなどの情報通信技術を利用できる人・地域と利用できない人・地域との格差をデジタル・デバイド(情報格差)という。

D:インターネットの普及に伴い新しいデザインなどを独占的に使用する権利である著作権や,自分の顔や姿を無断で絵画に描かれたりしない権利である商標権の侵害が問題となっている。

  1. A B
  2. A C
  3. B C
  4. B D
  5. C D

 

 

 

 

 

正解 (3)

 解 説     

記述 A ですが、情報公開法は、行政機関保有資料の原則公開を定めた法律です。個人情報の適切な取扱を義務付けた法律ではありません。よって、記述 A は誤りです。

記述 B,C は妥当な記述です。

記述 D ですが、デザインの独占使用権は「意匠権」です。自分の顔や姿に関する権利は「肖像権」です。よって、記述 D は誤りです。

以上より、正解は 3 です。

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