公務員試験 H27年 国家一般職(高卒 基礎) No.19解説

 問 題     

図はある地域における幼稚園数幼稚園在園者数保育所数及び保育所利用児童数を示したものであるがこれから確実にいえるのはどれか。

  1. 幼稚園数と保育所数を合わせた数は平成20年以降毎年減少している。
  2. 幼稚園1園当たりの在園者数は平成17年以降毎年減少している。
  3. 保育所利用児童数は平成23年以降この地域における保育所全体の定員を上回っている。
  4. 平成17年における保育所利用児童数は幼稚園在園者数の2倍未満であったが平成21年以降は3倍以上である。
  5. 平成25年における幼稚園1園当たりの在園者数は保育所1か所当たりの利用児童数よりも多い。

 

 

 

 

 

正解 (5)

 解 説     

選択肢 1 ですが、幼稚園数、保育所数 なので「棒グラフ」部分に注目します。平成 23 → 24 年で、棒グラフが 2つとも増加しています。つまり、幼稚園数、保育所数の合計はこの期間で増加しています。よって、選択肢 1 は誤りです。

選択肢 2 ですが、幼稚園1園当たりの在園者数 なので、「在園者数÷幼稚園数」です。平成 22 → 23 で在園舎数は増加しています。また、幼稚園数は減少しています。この期間で明らかに 1 園当りの在園舎数は増加しています。よって、選択肢 2 は誤りです。

選択肢 3 ですが、定員は資料から読み取れません。よって、選択肢 3 は誤りです。

選択肢 4 ですが、平成 21 年の幼稚園在園舎数は 約3250 です。保育所利用児童数は 約4100です。見た目にだまされず、左端の目盛りを読めば「3 倍以上」は、明らかに誤りです。

以上より、1~4誤りなので、正解は 5 です。

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