公務員試験 H27年 法務省専門職員 No.59解説

 問 題     

我が国における少子高齢化に関する現状についての記述として最も妥当なのはどれか。

1.『平成 26 年版高齢社会白書』によると、2013 (平成25) 年度の総人口に占める 65 歳以上の高齢者の人口の割合は 14 % である。国際連合は、総人口に占める 65 歳以上の人口の割合が 10 % を超えた社会を高齢化社会としており、我が国は高齢化社会である。

2.『平成 26 年版高齢社会白書』によると、 2000 (平成12) 年以降、 65 歳以上の高齢者がいる三世代の世帯数は毎年増え続けており、 2012 (平成24) 年においては、この三世代の世帯数が 65 歳以上の高齢者がいる総世帯数の3割以上を占めている。

3. 厚生労働省が発表した「平成25年簡易生命表の概況」によれば、 2013 (平成25) 年現在の平均寿命は、男性、女性ともに 80 歳を超えており、女性が男性を上回っている。

4.『平成 26 年版少子化社会対策白書』によると、 1989 (平成元) 年以降、合計特殊出生率は減少傾向にあり、 2012 (平成24) 年の合計特殊出生率は、第二次世界大戦後における最低の値である 1.57 を記録した。

5. 厚生労働省が発表した「平成 25 年 (2013) 人口動態統計 (確定数) の概況」の人口動態総覧の年次推移によれば、昭和 20 年代は死亡数が出生数を上回っていたものの、昭和 30 年代以降、 2013 (平成25) 年に至るまで常に出生数が死亡数を上回っている。

 

 

 

 

 

正解 (3)

 解 説     

選択肢 1 ですが
14% は少なすぎると感じるのではないでしょうか。高齢化率は 25% を超えています。選択肢 1 は誤りです。

選択肢 2 ですが
高齢者のいる世帯は全体の 4 割で、そのうち過半数が「単独」・「夫婦のみ」です。子どもとの同居は減少傾向にあります。ましてや三世代同居となると「3 割以上」は多すぎると感じるのではないでしょうか。選択肢 2 は誤りです。

選択肢 3 は妥当な記述です。

選択肢 4 ですが
第二次世界大戦後の最低値は 2005 年の「1.26」です。選択肢 4 は誤りです。

選択肢 5 ですが
2005 年が、初めて人口減少が確認された年です。「常に出生数が死亡数を上回っている」わけではありません。選択肢 5 は誤りです。

以上より、正解は 3 です。

コメント