公務員試験 H27年 法務省専門職員 No.36解説

 問 題     

学習指導要領は定期的に改訂されているが、次は、各改訂における主なねらいと特徴を示した記述である。A~Eを古いものから年代順に並べたものとして最も妥当なのはどれか。

A. 社会の変化に自ら対応できる心豊かな人間の育成を図ることを基本的なねらいとし、小学校において生活科が新設された。

B. 時代の進展、科学技術の発展に応じ教育内容の一層の向上 (特に、算数・数学、理科の教育内容の現代化)が図られるとともに、義務教育9年間を見通した指導内容の精選・集約が行われた。

C. 教育課程の基準として文部大臣(当時)が公示した初めての学習指導要領である。道徳の時間が新設されたほか、基礎学力の充実を図るために、国語及び算数の授業時数が増やされた。

D. 完全学校週5日制の下で、各学校がゆとりの中で特色ある教育を展開し、豊かな人間性や基礎・基本を身に付け、個性を生かし、自ら学び自ら考える力などの「生きる力」を培うことを基本的なねらいとした。また、教育課程の新領域として「総合的な学習の時間」が創設された。

E. 教育基本法の改正等を踏まえ、「生きる力」を育むという理念を実現するため、その具体的な手立てを確立する観点から、確かな学力を確立するために必要な授業時数を確保すること、「総合的な学習の時間」の授業時数等を弾力的な取扱いとすることなどが示された。

1. A→B→C→D→E
2. A→C→D→E→B
3. C→A→D→E→B
4. C→B→A→D→E
5. C→D→E→A→B

 

 

 

 

 

正解 (4)

 解 説     

まず、C 「公示した初めての学習指導要領」とあることから、一番古いのは C です。正解は 3 ~ 5 です。

次に、A 「生活科の新設」、D 「完全学校週5日制」「ゆとり」、E「生きる力」というキーワードに注目すると判断しやすいと思われます。A は明らかに D,E よりも前です。これにより、選択肢 5 は誤りです。正解は 3 or 4 です。

そして、一番最近の学習指導要領のキーワードが「生きる力」なので、E がより新しい C → B → A → D → E が正解です。

以上より、正解は 4 です。

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