問 題
y=Ae-4x+Be3x(A、Bは0でない定数)の導関数及び2次導関数をそれぞれy’、y”とすると、これらが満たす方程式は次のうちどれか。
- y”-4y’+3y=0
- y”-3y’+4y=0
- y”+y’-12y=0
- y”+3y’-4y=0
- y”+4y’+12y=0
正解 (3)
解 説
微分方程式なので「特性方程式を解いて・・・公式がなんだったっけ・・・?」とまず考えるかもしれませんが、解き方を覚えている必要はありません。
y が与えられているので、y’,y’’ を計算した上で選択肢の左辺に代入して、0になったものが答えです。
(ex)’ = ex です。
また、合成関数の微分の公式より
(eax)’ = aeax となります。
y = Ae-4x+Be3x なので
y’ =-4Ae-4x + 3Be3x です。
y’’ = 16Ae-4x + 9Be3x です。
選択肢 1 の左辺に代入すると、
(16Ae-4x + 9Be3x)ー4 (-4Ae-4x + 3Be3x)+3(Ae-4x+Be3x)
= 35Ae-4x
となり、0にはなりません。
同様に代入していけば、選択肢 3 の左辺に代入した時にちょうど0になります。
正解は 3 です。
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