公務員試験 H26年 国家一般職(化学) No.34解説

次の反応を行ったところ、主生成物として化合物Ⓑが得られるとともに最初に反応させた化合物の一方が化合物Ⓒとして回収された。化合物Ⓑ及びⒸの組合せとして最も妥当なのはどれか。

ポイントは、まずケトン(C=O)と第二級アミンから、エナミン(C=CーN)ができる という点です。※ N 上の H はなかなか柔軟に移動するので、覚えとかないと厳しいような気がします。

化合物 A がエナミンであることから、A → B の反応は 「ストーク・エナミン反応」 です。「α 置換ケトン」が生成物です。エナミンにおける、二重結合と N に挟まれている C の所がケトン(C=O)になる ということです。

ストーク・エナミン反応では、まず、エナミンが、ハロアルカン部分に SN2 アタックします。N 上の孤立電子対から、二重結合への流れはよく見かけるパターンではないでしょうか。その後、加水分解を経て「α 置換ケトン」が生成されます。

従って、化合物 B が「PhーCーCー(C=O)ー」というつながりになっているものが正解です。

以上より、正解は 4 です。

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