公務員試験 H26年 国家一般職(土木) No.38解説

 問 題     

海の波に関する次の記述の㋐、㋑、㋒に当てはまるものの組合せとして、最も妥当なのはどれか。

ただし、㋒については、以下に示すA、B、Cから当てはまる記述を選択するものとする。

「実際の海の波は、無数の周波数や波向を有する成分波が重なり合った多方向不規則波である。この成分波の周波数や波向に対するエネルギー分布を示したものを( ㋐ )と呼ぶ。

一般的に浅海域の波は、( ㋑ )効果によって成分波の波向が汀線に直角に近くなるので、単一方向の不規則波として取り扱うことができる。

港湾構造物等の性能照査においては、不規則波を代表するものとして有義波(1/3最大波)を用いることができる。

有義波の波高及び周期は、ゼロアップクロス法を用いて波群の中の波ごとの波高及び周期を求め、( ㋒ )として表す。」

A:波群の中で最も波高の大きい波の波高及び周期の値にそれぞれ1/3を乗じた値

B:波群の中で波高の大きい方から数えて上位1/3番目の波の波高及び周期

C:波群の中で波高の大きい方から数えて上位1/3までの波を用いてそれらの波高及び周期の平均値

  •   ㋐      ㋑   ㋒
  1. ホログラム  回折  B
  2. ホログラム  屈折  C
  3. スペクトル  回折  B
  4. スペクトル  屈折  A
  5. スペクトル  屈折  C

 

 

 

 

 

正解 (5)

 解 説     

記述アはスペクトルです。

ホログラムとは、光線を当てると立体画像が浮かび上がってくるような記録物のことです。

記述イは屈折です。

回折は、障害物を回り込むことです。

記述ウは C です。

有義波とは、「ある地点で連続する波を1つずつ観測したとき、波高の高い方から順に全体の1/3の個数の波を選び、これらの波高および周期を平均したものをそれぞれ有義波高、有義波周期と呼び、その波高と周期を持つ仮想的な波」のことです。

イメージは下図になります。

以上より、スペクトル,屈折,Cです。

正解は 5 です。

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