公務員試験 H25年 国家一般職(土木) No.29解説

 問 題     

地盤調査方法の一つである標準貫入試験に関する記述ア~ウの下線部の正誤の組合せとして最も妥当なのはどれか。

ア 標準貫入試験は原位置における地盤の硬軟、締まり具合の相対値等を判定するためのN値を求める試験である。

イ 標準貫入試験では、質量 63.5 ± 0.5kg のドライブハンマーを76 ± 1cm の高さから 自由落下させ、サンプラーを 50cm 打ち込むのに要する打撃回数を測定する。

ウ 標準貫入試験において採取される試料は乱さない試料であり、粘性土については通常、一軸圧縮試験などの力学試験を実施する。

 

 

 

 

 

正解 (3)

 解 説     

記述 ア は、正しい記述です。N値を求めます。

記述イですが、50cm ではなく、「30cm」 です。よって、記述 イは誤りです。

記述ウですが、がんがんサンプラーを打ち込んで採取しているので、乱された試料です。よって、記述ウは誤りです。

以上より、正、誤、誤です。

正解は 3 です。

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