問 題
地盤調査方法の一つである標準貫入試験に関する記述ア~ウの下線部の正誤の組合せとして最も妥当なのはどれか。
ア 標準貫入試験は原位置における地盤の硬軟、締まり具合の相対値等を判定するためのN値を求める試験である。
イ 標準貫入試験では、質量 63.5 ± 0.5kg のドライブハンマーを76 ± 1cm の高さから 自由落下させ、サンプラーを 50cm 打ち込むのに要する打撃回数を測定する。
ウ 標準貫入試験において採取される試料は乱さない試料であり、粘性土については通常、一軸圧縮試験などの力学試験を実施する。
正解 (3)
解 説
記述 ア は、正しい記述です。N値を求めます。
記述イですが、50cm ではなく、「30cm」 です。よって、記述 イは誤りです。
記述ウですが、がんがんサンプラーを打ち込んで採取しているので、乱された試料です。よって、記述ウは誤りです。
以上より、正、誤、誤です。
正解は 3 です。
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