問 題
図のような正四面体 ABCD があり、点Aから底面の三角形 BCD に向かって垂線を下ろし、その垂線と三角形との交点を E とする。線分 AE を含み辺 CD と平行な平面で正四面体 ABCD を切断するとき、点 Bを含む立体の体積と辺 CD を含む立体の体積の比はいくらか。
- 点B を含む立体の体積:辺CD を含む立体の体積
- 1 : 1
- 2 : 3
- 3 : 4
- 4 : 3
- 4 : 5
正解 (5)
解 説
高さが等しい錐体が2つできるので、底面積の比がそのまま体積の比になります。三角形 BCD に注目し、点 E から CD と平行な補助線を引いて考えます。平行な補助線と BC,BD との交点をそれぞれ F,G とおきます。点 E は正三角形の重心になるため、 BF:FC や BG:GD 等はすべて 2:1 です。
⊿ BFG と ⊿ BCD は相似です。相似比は 2:3です。従って、面積比は 4:9です。
2つの立体の底面積の比は、⊿ BFG :□CDGF = 4:5となります。従って、正解は 5 です。
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