公務員試験 H24年 国家一般職(土木) No.29解説

 問 題     

図に示すような二つの連続した土試料を水が流れる場合の土試料全体としての透水係数として最も妥当なのはどれか。

ただし、二つの土試料の断面は一定で等しいものとし、土試料1、土試料2の透水係数をそれぞれ k1,k2 とする。

 

 

 

 

 

正解 (4)

 解 説     

透水係数の合成です。水の流れる方向に土が直列なので、合成した透水係数は

以上より、正解は 4 です。

ちなみにですが、水の流れる方向に土が「並列」に積もっている場合(→≡→ というパターン)L1,L2をそれぞれの層の厚みとして合成した透水係数は、k1L1+k2L2/(L1+L2) です。

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