問 題
図は、スピンドルに加工されたねじのピッチが 0.5 mm で、スピンドルと一体になっているシンブルの円周上に 50 等分した目盛りが刻まれているマイクロメータで、ある長さを測定したときのスリーブ部の目盛りと、シンブル部の目盛りを示している。このとき、測定された長さとして最も妥当なのはどれか。
1.11.52 mm
2.11.74 mm
3.11.91 mm
4.23.39 mm
5.24.00 mm
正解 (2)
解 説
マイクロメータの読み方は、スリーブ部 + シンブル部です。スリーブ部とは、0から始まっている部分のことです。11.5 より大きいとわかります。
シンブル部は、スリーブ部とつながっている、円周上に 50 等分した目盛りが刻まれている部分です。1 目盛りが 0.01 mm を意味しています。スリーブ部の真ん中の横線である「基準線」とシンブル部の目盛りの交点を読みます。本問の図では「24」と読み取れます。従って、0.24 mm を加えます。(もしも半端な位置であれば、すぐ下の数値を読みます)。
スリーブ部 + シンブル部 :11.5 + 0.24 = 11.74 mm です。
以上より、正解は 2 です。
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