2021年 国家一般職(高卒 技術) No.34 ハードウェア技術 解説

 問 題     

コンピュータの記憶装置に関する次の記述の ㋐,㋑,㋒ に当てはまるものの組合せとして最も妥当なのはどれか。

「㋐ には比較的大きなプログラムやデータが記憶され,フラッシュメモリ装置など電源が切れてもデータが保持できるものが用いられる。㋐ としてよく用いられる ㋑ は,レーザー光を使い,円盤状のメディアからデータの読み取りだけ又は読み書きをする装置である。

㋑ で使用されるメディアには読み書きの性能に関していくつか種類があり, ㋒ は一度書き込んだデータを消去し,何度も書き込みができるのが特徴である。」

 

 

 

 

 

正解 (5)

 解 説     

㋐ ですが
「比較的大きな・・・データ」、「電源が切れてもデータが保持できる」といった記述から「補助記憶装置」です。補助記憶装置の代表例が HDD(ハードディスク)です。

㋑、㋒ ですが
㋒ の選択肢がどれも DVD なので、㋑ は「光ディスク記憶装置」です。磁気ディスク記憶装置の代表例は HDD(ハードディスク)やフロッピーディスクです。

DVD – R の「R」は「recordable」の略です。1回だけ書き込める形式です。「ROM」は「read only memory」の略です。読み込み専用です。半年 ROM ってるといいよ 等の表現を聞いたことがあるかもしれません。RW は「rewritable」の略です。何度でも書き込める形式です。㋒ は「DVD – RW」が妥当です。

以上より、正解は 5 です。

類題 2020 no33 コンピュータの基本構成

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