2020年 国家一般職(高卒 技術) No.70 測量 解説

 問 題     

図のような地域を平坦な土地にするとき、平坦になった土地の地盤高はおよそいくらか。ただし、土地の地盤高は、図のようにこの地域を面積の等しい四つの四角形に区分し、点高法により求めるものとする。また、図に示す数値は各点の地盤高を表している。

1. 4.2 m
2. 4.3 m
3. 4.4 m
4. 4.5 m
5. 4.6 m

 

 

 

 

 

正解 (4)

 解 説     

左上の区画だけ平坦にしたとしたら、およその地盤高は4隅の高さの平均で求めることができると考えられます。つまり、左上区画の4隅の高さの平均「(4.2 + 4.8 + 4.6 + 4.3)/4」が「平均左上」です。

残り3つの区画も同様にすれば「平均右上、平均左下、平均右下」が出ます。この4つの平均の平均を考えれば、全体を平坦にした土地の地盤高をおよそ求めることができると考えられます。

平均左上 = 4.475
平均右上 = 4.625
平均左下 = 4.4
平均右下 = 4.5

なので、求めたい平坦になった土地の地盤高は
(4.475 + 4.625 + 4.4 + 4.5)/4 = 4.5

以上より、正解は 4 です。

 

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