2020年 国家一般職(高卒 技術) No.16 物理 解説

 問 題     

音に関する記述 ㋐、㋑、㋒ のうち下線部が妥当なもののみを全て挙げているのはどれか。

㋐ 音波の振動数が同じとき、音波の振幅が大きいほど音は小さい

㋑ 音の高さと大きさが同じでも、楽器の種類によって違った印象の音に聞こえるが、これは楽器によって音波の波形が違うからであり、この違いが音色の違いを生む。

㋒ 振動数が少しだけ異なる二つの音おん叉さ を同時に鳴らしたとき、音の大きさが周期的に変化して「ワーン、ワーン」といったように聞こえる現象を共振という。

1.㋐
2.㋐、㋑
3.㋑
4.㋑、㋒
5.㋒

 

 

 

 

 

正解 (3)

 解 説     

㋐ ですが
振幅が大きいと、音が「大きく」聞こえます。ちなみに、振動数が大きいと、音が「高く」聞こえます。㋐ は誤りです。

㋑ は妥当です。
音の高さ、大きさ、波形を「音の三要素」といいます。

㋒ ですが
「うなり」についての記述です。「共振」ではありません。㋒ は誤りです。

以上より、正解は 3 です。
類題 2019 no16 空気中を伝わる音や光

 

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