公務員試験 2019年 国家一般職(高卒 技術) No.70解説

 問 題     

図のような盛土の断面を 20.0 m ごとに測量したところ,表の結果を得た。断面 1 ~ 5 の区間の盛土の体積を両端断面平均法で求めたとき,この区間全体の盛土の体積はおよそいくらか。

1. 3,760 m3
2. 4,060 m3
3. 5,320 m3
4. 6,580 m3
5. 8,120 m3

 

 

 

 

 

正解 (4)

 解 説     

両端断面平均法は、その名の通り、両端断面の平均 を用いて計算する方法です。本問では、各断面間の距離が 20 m なので、「両端の断面の平均 × 20 m」 を、それぞれの断面間で計算し、足し合わせます。

断面1~2間の平均は 90 と 96 の平均なので 93 です。
断面2~3間の平均は 96 と 84 の平均なので 90 です。
断面3~4間の平均は 84 と 72 の平均なので 78 です。
断面4~5間の平均は 72 と 64 の平均なので 68 です。
20 × (93 + 90 + 78 + 68)= 20 × 329 = 6580 です。

以上より、正解は 4 です。
類題 H27no70

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