公務員試験 2019年 国家一般職(高卒 技術) No.18解説

 問 題     

16 進法で 16 と表される数を 2 進法で表したときの桁数はいくらか。

1. 4
2. 5
3. 6
4. 7
5. 8

 

 

 

 

 

正解 (2)

 解 説     

n 進数の1桁目は n0 が何個あるかを示します。以下、2 桁目は n1 が何個あるか、3桁目は n2 が何個あるか・・・です。

16 進数で 16 なので、160 が 6個、161が1個 → 1 × 6 + 16 × 1 = 22 です。

選択肢 1 が正解とすると
22 を2進数に直した時に、桁数が 4 です。2 進数の 4桁の場合、最大は 1111 です。これは 23 + 22 + 21 + 20 = 15 なので、22 には足りません。選択肢 1 は誤りです。

選択肢 2 が正解とすると
22 を 2 進数に直した時に、桁数が 5 です。2進数の 5 桁の場合、最大は 11111 です。これは 24 + 23 + 22 + 21 + 20 = 31 です。従って、5 桁とわかります。

ちなみに
22 を 2 進数に直すと、10110 です。一般的に 10 進数表記されている数を、n 進数に直すためには、n で割って余りを書いていき、逆 L 字に読むと直せます。22 であれば、以下のようになります。

以上より、正解は 2 です。
類題 H27no18

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