R2年 大気有害物質特論 問6 問題と解説

 問 題     

次の特定物質のうち、引火点が最も高いものはどれか。

  1. シアン化水素
  2. メタノール
  3. 二硫化炭素
  4. ベンゼン
  5. フェノール

 

 

 

 

 

正解 (5)

 解 説    

「引火点が最も高いものはどれか」と聞かれると、選択肢の各々の物質の引火点を覚えて、それらを比較すればよい…と考えがちですが、この問題で聞いているのはそういうマイナーな知識ではありません。

28種類の特定物質の中には、引火点が低いものがいくつかあります。これらを覚えておけば、選択肢の中に該当しない物質が一つだけあるので、それが引火点の最も高い物質であると判断することができます。

ここで列挙する物質同士で、どれがより引火点が高い/低いといったことまでは覚えなくてよいと思います。

【引火点の低い特定物質】

  • シアン化水素
  • メタノール
  • アクロレイン
  • 二硫化炭素
  • ベンゼン
  • ピリジン

上記と選択肢を見比べると、(5)のフェノールは引火性が問題になる物質ではないため、(5)が正解であるとわかります。ちなみに、フェノールも一応引火性ではありますが、その引火点は79.4℃と高いため、引火性という観点からの危険度は低いです。

ちなみに、今回は引火性があるものが問われましたが、爆発性のあるものを問う問題のほうが頻出です。それらを以下に列挙するので、併せて確認しておいてください。

【爆発性を有する特定物質】

  • アンモニア
  • シアン化水素
  • 一酸化炭素
  • ホルムアルデヒド
  • メタノール
  • 硫化水素
  • りん化水素
  • アクロレイン
  • 二硫化炭素
  • ベンゼン
  • ピリジン
  • ニッケルカルボニル
  • メルカプタン

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